「特別区職員になりたい!でも、やめとけって情報も多く見かけるけどなぜ?理由と特別区職員に向いてる人の特徴も教えてほしい!」
こんな疑問、悩みに答えます。
本記事では「特別区職員を目指そうか迷っている人」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 特別区職員はやめとけと言われる理由
- 特別区職員になるメリットと向いてる人の特徴
- 公務員試験に2年で合格者7.56倍に増加させた受験対策
あなたも、気になってはいませんか?
なぜ、「特別区はやめとけ」と言われるのか。
特別区職員を目指す人、公務員試験を受ける人にとっても知りたい情報です。
特別区職員はやめとけと言われる理由と向いてる人の特徴を詳しく解説していきます。
「なぜ特別区職員はやめとけと言われるのか、合格者の体験談や現役公務員の口コミから徹底解説!今まさに特別区職員を目指そうか迷っている方は、参考にしてみてください。」
結論、特別区職員はやめとけと言われる理由は「個人の主観」
残業は少なく、年収・福利厚生ともに充実した地方公務員の中でも優位な職業だといえます。
メリットが多いからこそ、女性比率も増加傾向にあり。
なんですが、公務員試験に合格しなければメリットを享受することはできません。
公務員試験は決して簡単な試験ではありません。
ただ、難易度は高くても試験に一発合格や現役合格した人はいます。
そしてこれら合格者には、「ある共通点」があります。
それは「合格実績の優れた通信講座を受講している」ということ。
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特別区職員とは何?
特別区職員はやめとけと言われる理由に触れる前に。
はじめに、特別区職員とは何か?基本情報をまとめます。
特別区職員とは、東京23区の職員として働く公務員のこと。
市町村と同様の地方公共団体の一つで、区分は地方公務員に該当します。
ですので、東京都庁で働く公務員とは異なります。
採用試験の区分も異なるため、東京といってもどこで働きたいのか?事前に確認しておく必要があります。
特別区職員はやめとけと言われる3つの理由
「特別区ってブラックなんですか?openworkをみてると基本的にみんな定時に帰る人が多いと書いてありました。しかし、ネットの情報などを見るとサビ残だらけで100時間など目にします。どうなんでしょうか。」
引用: Yahoo!知恵袋「公務員試験」
口コミをみても、特別区職員の評判が気になる人はとにかく多い。
なぜ、特別区職員はやめとけと言われるのか?
これから特別区職員を目指す人、公務員試験を受ける人にとっても知りたい情報です。
具体的な特別区職員はやめとけと言われる3つの理由について触れていきます。
【理由1】激務で残業が多いからやめとけ?
「特別区は人口も多いですし、住民対応や様々な事業を行う為、残業が多いイメージがあります。しかし一方では他の自治体と比べれば職員数も多いので、業務の細分化により一人当たりの職員の負担が減っているのでは?といった疑問もあります。色々な方が仰られておりますが、配属先や配属先の上司など環境に左右されることも理解してますが、実際のところどうなのでしょうか。」
引用: Yahoo!知恵袋「公務員試験」
口コミをみても特に懸念されるのが「激務で残業が多いからやめとけ?」
特別区職員は、激務になるほど残業が多いのでしょうか?
実際に超過勤務の状況を調べてみると、大田区の場合、職員一人あたりの月平均は「約8.4時間(令和3年度)」
特別区人事・厚生事務組合が公表する「職員1人あたりの1月当たりの正規の勤務時間を超えて勤務した時間」では「平均7.44時間(令和3年度)」となっています。
一方で、民間企業の残業時間はどれくらいなのか?
dodaが公表する15,000人の平均残業時間をみると、「22.2時間」となっています。
さらに、国家公務員(財務省)の平均残業時間はOpenWork調べで「72.59時間」
財務省だけでなく、10の府省で月50時間の残業が超えるほど激務となっています。
つまり、特別区職員の残業時間は少ないということ。
ワークライフバランスと待遇の良さで公務員を選ぶなら、特別区職員はおすすめです。
【理由2】仕事がきつい割に年収低いからやめとけ?
「特別区職員の年収について。特別区の建築職または土木職職員の30歳時のおおよその年収について知りたいです。ネットで色々と検索をしてみましたがいまひとつ参考に思える情報にたどり着けません。」
引用: Yahoo!知恵袋「公務員試験」
残業だけでなく気になるのが「仕事がきつい割に年収低いからやめとけ?」
結論からいうと、特別区職員の平均年収は「約693万円」
(平均年収=平均給与月額×12ヶ月+平均給与月額×ボーナス4.6ヶ月で算出、給与勧告情報調べ)
特別区の職員とその他地方公務員、民間企業の平均年収で比較すると以下表のようになります。
年収比較 | 特別区 | 都道府県(*1) | 指定都市(*1) | 民間企業(*2) |
---|---|---|---|---|
平均年収 | 約693万円 | 約644万円 | 約690万円 | 443万円 |
(*1 出典:総務省「令和2年地方公務員給与の実態」)
(*1 出典:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」)
地方公務員の中でも、特別区の職員の方が年収は高いのがわかります。
さらに、民間企業に務める会社員の平均年収と比較しても、200万円以上高いようです。
つまり、特別区職員の年収は高いということ。
残業も少ないため、非常にコスパ良い魅力的な職業だといえそうです。
【理由3】公務員試験の採用倍率が高いからやめとけ?
「特別区の採用試験で、最終合格の順位がギリギリの合格でも、区面接に受かるものなのでしょうか?順位がギリギリにもかかわらず第一志望の区から連絡が来たのですが、逆に言えば倍率が非常に高いということだと思います。受かる自信がなくなってしまったのですが、受かるものなのでしょうか?」
引用: Yahoo!知恵袋「公務員試験」
そして特に懸念するのが「公務員試験の採用倍率が高いからやめとけ?」
特別区Ⅰ類(事務)の合格倍率は「3.6倍」
他の試験区分を含めた令和4年度Ⅰ類採用試験の合格倍率は「3.2倍」となっています。
採用倍率の3.6倍は高いのか低いのか?
結論からいうと、決して高い倍率ではないといえます。
なぜなら、地方公務員試験のその他区分では6倍を超える自治体もあるから。
実際に倍率を比較してみると、以下表のようになります。
(すべて大学卒業程度の地方上級と呼ばれる試験区分になります)
地方公務員試験 | 受験者数 | 最終合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
特別区(事務) (令和4年度試験) |
9,861人 | 3,104人 | 3.2倍 |
都道府県 (令和3年度試験) |
146,630人 | 28,032人 | 5.2倍 |
市区 (令和3年度試験) |
287,394人 | 44,832人 | 6.4倍 |
町村 (令和3年度試験) |
9,656人 | 7,062人 | 4.4倍 |
(出典:総務省「令和3年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」)
特別区の倍率が最も低いのがわかります。
さらに、特別区職員採用試験の採用予定数は増加傾向にあります。
(令和5年度Ⅰ類採用試験での採用予定数は「1,751名程度」、前年と比較して約300名増)
にもかかわらず、受験者数は減少しています。
つまり、必然的に採用倍率も低下傾向にあるということ。
特別区職員の合格を目指すなら、今がチャンスともいえそうですね。
本当にやめとけ?特別区職員になるメリット
特別区職員はやめとけと言われる理由を解説してきました。
やめとけと言われるほどデメリットはあります。
ですが、特別区職員のメリットももちろんあります。
本当にやめとけ?特別区職員になるメリットもまとめます。
【メリット1】民間企業に比べて福利厚生が充実
まず1つ目のメリットが「民間企業に比べて福利厚生が充実」
前述の通り、特別区職員の年収は地方公務員の中でも高い。
さらに、民間企業に務める会社員の平均年収と比較しても高いです。
年収だけでなく、福利厚生の面でも多くのメリットを享受できます。
公務員最大のメリットともいえる福利厚生。
まず数えきれないほどの手当があり、主だった諸手当の概要を示すと以下の通りです。
- 生活補助給的手当:扶養手当、住居手当、通勤手当、単身赴任手当
- 地域給的手当:地域手当、広域異動手当、特地勤務手当等、寒冷地手当
- 職務の特殊性に応じた手当:俸給の特別調整額(民間の管理職手当に相当)、管理職員特別勤務手当、特殊勤務手当
- 時間外勤務等に対して支給する手当:超過勤務手当、休日給、夜勤手当、宿日直手当
- 賞与等に相当する手当:期末手当、勤勉手当
- その他:本府省業務調整手当、初任給調整手当、専門スタッフ職調整手当、研究員調整手当
さらに目を見張るのが「休暇制度」
「特別休暇」の種類の多さと期間は魅力の一つとなっています。
つまり、待遇面で多くのメリットを受けられるのが公務員の特徴。
ワークライフバランスを重視したい人にとって、公務員は最適な職業だと断言できます。
【メリット2】地方公務員の中でも特別区は勝ち組
そして2つ目のメリットが「地方公務員の中でも特別区は勝ち組」
実際に経験者は、特別区職員は地方の市役所の比にならないほどのステータスだと語ります。
「東京特別区は全体でみれば日本最大の基礎自治体です。そのステータスは、地方の市役所の比にはなりません。市よりも権限は劣りますが、東京都の内部的自治体というメリットを生かし、共済組合や信用組合など東京都庁と一体。福利厚生の水準も高いです。地域手当も20パーセント乗りますが、それが少し離れた場所では5パーセントや10パーセント。ボーナスや扶養手当にも地域手当で差がつきますし、その他の手当面も差があります。何より人材の厚みが地方と特別区では全く異なるでしょう。1人あたりの仕事量は、地方の市役所のほうがはるかに大きいと思います。比較する市役所が政令指定都市であれば比較の余地はありますが、そうでなければ地元への拘りなどがない限りは特別区でしょう。」
引用: Yahoo!知恵袋「就職活動」
結局「特別区職員やめとけ」は信じるべきか?
ここまで、特別区職員はやめとけと言われる理由を解説してきました。
それでは結局「特別区職員やめとけ」は信じるべきなのでしょうか?
結論からいうと、あなたの現在の状況次第です。
なぜなら、特別区職員を目指す申込者数は年々減少傾向にあるから。
年度 | 申込者数 | 受験者数 | 最終合格者数 | 合格倍率 |
---|---|---|---|---|
2022年(令和4年度) | 9,374人 | 8,417人 | 2,308人 | 3.6倍 |
2021年(令和3年度) | 11,449人 | 9,019人 | 1,881人 | 4.8倍 |
2020年(令和2年度) | 14,339人 | 8,121人 | 1,741人 | 4.7倍 |
2019年(令和元年度) | 13,296人 | 11,501人 | 2,032人 | 5.7倍 |
2018年(平成30年度) | 14,998人 | 12,718人 | 2,371人 | 5.4倍 |
(出典:特別区人事委員会「特別区職員採用試験(選考)実施状況」)
上記は、I類採用試験の事務の結果です。
申込者数(受験者数)は、過去5年間で約6,000人も減少しているのがわかります。
多くのメリットがある一方で、やめとけと言われるほどのデメリットがあるのは事実。
働き方や価値観が多様化する昨今。
公務員を目指す人が減っているのも事実です。
減少している最大の要因は、選択肢が増えたからこそ。
ただその一方で、女性職員の比率は増加しています。
女性職員の割合は、平成28年度(40.3%)と比較して令和5年度では『46.2%』に増加。
増加する理由に、政府の女性活躍推進を後押しする背景があります。
なんですが、それ以上に女性本人が自身のキャリアや働き方を考えた結果の選択が大きいといえます。
つまり、特別区職員を目指すかは、あなたの現在の状況次第。
特別区職員になって、どんな未来を叶えたいのか?次第です。
そして大事なのは、挑戦すること。
挑戦なくして、得られる経験もメリットもなにもありません。
さらにいうと、特別区の合格倍率は下がる傾向にあります。
申込者数は減少しても採用予定人数の変動はないため、合格倍率は自然と下がっているのが特別区の現状。
「やめとけ」と外野の声を鵜呑みにしてしまえば、可能性も残念ながらゼロです。
やめとけと言われても特別区職員に向いてる人の特徴
やめとけと言われても仕事には向き不向きがあります。
向いてる人にとっては、天職であり、やりがいのある仕事にもなりえます。
ではどんな人が向いているのか?
やめとけと言われても特別区職員に向いてる人の特徴をまとめます。
【特徴1】将来の安定・安泰に魅力を感じる人
まず1つ目の特徴が「将来の安定・安泰に魅力を感じる人」
特別区職員のメリットは「福利厚生の充実」
さらに、地方公務員よりも年収の高さがメリットとしてあります。
つまり、将来の安定・安泰を大きく感じられる職業だということ。
これら仕事の将来性に魅力を感じる人は、特別区職員に向いているといえます。
【特徴2】東京23区や社会の役に立ちたいと考えている人
次に2つ目の特徴が「東京23区や社会の役に立ちたいと考えている人」
特別区職員は、東京23区に仕える身。
区のため、社会全体のために働くのが特別区職員です。
他者のために仕事ができる人は、特別区職員に向いているといえるでしょう。
【特徴3】合格するための学習計画を立てて勉強できる人
そして3つ目の特徴が「合格するための学習計画を立てて勉強できる人」
特別区職員に合格するために必要な勉強時間は、1000時間程度と言われています。
そして、必要な勉強期間は1年程度。
毎日3時間程度勉強することで、必要な勉強時間は満たせる計算になります。
つまり、特別区職員の受験対策は長丁場だということ。
合格するための学習計画をまずは立てることが重要だといえます。
言い換えれば、学習計画なく始めても合格に近づくことはないでしょう。
【特典あり】公務員試験に2年で合格者7.56倍に増加させた受験対策
「特別区職員はやめとけと言われる理由も分かった!それでも特別区職員を目指したい!でもどうすれば内定獲得できる?受験対策が分からない・・・」
結局、どうすれば内定を勝ち取れるのか?
あなたが知りたいのは、向いてる人の特徴よりも内定獲得の受験対策ですよね?
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【メリット1】合格実績に対するコスパの良さ
まず1つ目のメリットが「合格実績に対するコスパの良さ」
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「アガルートは論文添削とか質問への解答とか進捗管理とか完全にやってくれるけど、スタディングは講義動画とサンプルスケジュールのみ。質問も課金が必要」
引用: Twitter
他の通信講座で手厚くフォローする講座はなし。
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つまり、圧倒的な合格実績を誇る通信講座がアガルートだということ。
講師に直接質問することも無料かつ回数無制限で可能です。
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【メリット2】合格までのフォロー制度が充実
次に2つ目のメリットが「合格までのフォロー制度が充実」
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【メリット3】内定したら全額返金する制度あり
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【Q&A】やめとけと言われる特別区職員の評判に関するよくある質問
最後にやめとけと言われる特別区職員の評判に関するよくある質問をまとめます。
【質問1】特別区職員の離職率はどれくらい?
「区役所の離職率は公表されていませんが、大体何人に1人くらいですか?」
引用: Yahoo!知恵袋「公務員試験」
【質問2】特別区は楽?働きやすい区はどこ?
「特別区の職員ってそんなに良いんですか?」
引用: Yahoo!知恵袋「公務員試験」
【質問3】特別区職員はホワイトな職業?
「特別区職員はホワイトな職業?」
まとめ:特別区職員はやめとけと言われる理由と向いてる人の特徴
特別区職員はやめとけと言われる理由と向いてる人の特徴をまとめてきました。
改めて、特別区職員はやめとけと言われる理由をまとめると、
- 激務で残業が多いからやめとけ?
- 仕事がきつい割に年収低いからやめとけ?
- 公務員試験の採用倍率が高いからやめとけ?
公務員試験合格の人生を叶えたい人向けの通信講座が「アガルートアカデミー」