公務員の中途採用試験は厳しい？民間から公務員に転職は難しい理由と合格する人の特徴

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「民間から公務員に転職しようか迷っている人」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

「公務員 中途採用 厳しい」で検索してきたあなた。

公務員の中途採用試験は厳しいのかどうか？
そして、公務員試験の合格に向けた勉強法・受験対策はないか？

上記いずれかに当てはまる疑問をお持ちなら、このまま読み進めてください。

公務員の中途採用試験は厳しい理由と2年で合格者7.56倍に増加させた受験対策を詳しく解説していきます。

公務員の中途採用（経験者採用）とは

公務員の中途採用試験は厳しいかの結論とその理由に触れる前に。
はじめに、公務員の中途採用（経験者採用）とは何か？基本情報をまとめておきます。

中途採用（経験者採用）試験の概要

まず中途採用（経験者採用）試験の概要についてです。

公務員試験には、一般枠と社会人枠があります。
このうち「社会人枠」に該当するのが、中途採用（経験者採用）試験のこと。

経験者を対象にした中途採用試験の概要は以下の通りです。

受験資格（年齢制限）と試験科目の内容

次に受験資格（年齢制限）と試験科目の内容についてです。

年齢制限はおおむね59歳まで。

今までの採用試験は、30歳が年齢制限の目安でした。
しかし近年では、公務員の中途採用試験も年齢制限の緩和が進んでいます。

そして、中途採用試験の科目内容は以下の通り。

地方公務員試験と国家公務員試験の日程

そして地方公務員試験と国家公務員試験の日程についてです。

地方公務員の中途採用試験は、自治体によって異なります。
基本的には、夏ごろに申込期限を迎えて、秋ごろに試験が始まる日程です。

自治体によっては、中途採用を募集していない区もあります。
受験予定の方は、必ず自治体の公式ホームページを確認のうえ、スケジュールを組みましょう。

そして、国家公務員の中途採用試験も、夏ごろに申込期限を迎えます。

【結論】公務員の中途採用試験は厳しい？

学生だけでなく、社会人にも人気の職業が「公務員」
口コミにもある通り、民間から転職希望で中途採用試験の厳しさを気にする人はとにかく多いです。

結論からいうと、公務員の中途採用試験は厳しいです。

なぜ厳しいといえるのか？
具体的な公務員の中途採用試験は厳しい３つの理由について解説していきます。

【理由１】採用倍率が高いから厳しい

まず１つ目の理由が「採用倍率が高いから厳しい」

公務員の中途採用を対象にした倍率は10倍を超えています。
以下、国家公務員および地方公務員における中途採用倍率を示した表です。

（出典*1：人事院「国家公務員　中途採用者選考試験（就職氷河期世代）」）
（出典*2：人事院「国家公務員中途採用情報」）
（出典*3：総務省「地方公務員の職員採用方法の多様化について」）

国家公務員の倍率は、年度によって50倍を超える年もあります。

さらに地方公務員も、受ける自治体によって倍率は大きく異なります。
そもそも中途採用していない自治体もあるため、受験前に採用状況の確認は必要です。

人気があるからこそ採用倍率も高くなりがち。
競争率が上がれば、採用の厳しさが増すのは必須です。

つまり、公務員の中途採用試験は簡単ではないということ。
受ける以上は、万全の受験対策をとって臨む必要があるといえます。

【理由２】試験の出題範囲が広いから厳しい

次に２つ目の理由が「試験の出題範囲が広いから厳しい」

公務員試験は、大きく「筆記試験」と「面接試験」があります。
さらに筆記試験は、「教養科目」と「専門科目」で構成されます。

受験する自治体・区分によって受ける科目は異なります。
「教養科目」はほぼ必須で、「専門科目」が必須ではないケースは多いです。

ですが、 一般行政事務を受けるのであれば、「専門科目」もほぼ必須になります。

実際、どれくらいの科目と範囲を勉強しないといけないのか？
「教養科目」と「専門科目」を一覧で示すと、以下の表になります。

一般教養から専門分野まで。
幅広い知識を求められるのが公務員試験の特徴ともいえます。

そのため、受験生の口コミをみても、試験範囲が広すぎて何から手を出したらいいか分からないとさえ吐露しているほど。

科目数が多いと、勉強する学習範囲も広くなります。
学習範囲が広くなれば、それだけ試験対策にも多くの時間を要します。

つまり、社会人で公務員試験攻略は難儀。
効率的に勉強するノウハウがなければ、到底仕事と勉強の両立は厳しいといえます。

【理由３】受験資格があって受けられない場合もあるから厳しい

そして３つ目の理由が「受験資格があって受けられない場合もあるから厳しい」

公務員試験の中途採用枠には、受験資格が設けられています。
東京都23区（特別区）の受験資格を示すと、以下表のようになります。

（出典：特別区人事委員会「東京23区役所への転職。」）

年齢の条件は、59歳以下と緩和されました。

ただし、職務経歴の要件は、民間で職務従事した勤務年数が課せられます。
職務経験が浅いと、公務員試験の中途採用枠には応募できない場合があります。

さらに、勤続年数だけでなく業務従事歴も要件を満たす必要があります。
実際に事務（ICT）の試験・選考で用いられる必要な業務従事歴を示すと、以下のようになっています。

（出典：特別区人事委員会「経験者採用試験・選考Q＆A」）

つまり、誰でも中途採用試験に受験できるとは限らないということ。
民間から公務員に転職したい場合、事前に受ける行政・自治体の情報を把握する必要があるといえます。

結局、公務員の中途採用は厳しいから辞めたほうがいい？

ここまで、公務員の中途採用試験は厳しい理由を解説してきました。

結論、公務員の中途採用試験は厳しいのが事実。
採用倍率が高く、受験対策もそれ相応の時間と労力をかける必要があります。

それでは結局、公務員の中途採用は厳しいから辞めたほうがいいのでしょうか？

結論からいうと、無理ではありません。
なぜなら、公務員の中途採用者数は軒並み増加傾向にあるから。

以下資料の通り、国家公務員と地方公務員ともに中途採用者数は増加。
特に地方公務員に至っては、平成18年度から比較して、令和元年度で約8倍にまで増加しています。

出典: 総務省「地方公共団体の中途採用について（中途採用者数の推移）」

なぜこれほどまでに中途採用枠を増やすのか？
中途採用者数が増加する背景には、スキルや専門性を持つ多様な人材確保が進んでいることが挙げられます。

直近のニュースでも、神戸市が中途採用5割に引上げ。
特定の行政・自治体に限らず、経験者の積極採用は活発になることが予想されます。

つまり、民間から公務員転職の機会は増えているということ。
しっかり受験対策を行い、明確な転職動機を持って臨めば可能性は高いといえます。

厳しいと言われる公務員の中途採用試験に合格する人の特徴

公務員の中途採用試験は厳しいのが現実。
ですが、中途採用者数が増加する昨今、対策次第では合格可能性は高まります。

どんな人が公務員の中途採用試験に受かるのか？
具体的な厳しいと言われる公務員の中途採用試験に合格する人の特徴をまとめます。

【特徴１】合格するための学習計画を立てて勉強した人

まず１つ目の特徴が「合格するための学習計画を立てて勉強した人」

公務員試験の合格に必要な勉強時間は1600時間。
1年（365日）で合格するにも、1日4時間以上の勉強は必要です。

つまり、公務員試験は長期戦だということ。
合格に向けた学習スケジュールを立てることは絶対条件です。

スケジュールすら立てずに勉強する人は、残念ながら合格することはないでしょう。

【特徴２】独学ではなく合格者に教わりながら学習した人

次に２つ目の特徴が「独学ではなく合格者に教わりながら学習した人」

学習計画を立てるだけでは合格できません。
「勉強の仕方（アウトプットの方法）」も同じくらい重要です。

実際、合格者のほとんどは予備校ないし通信講座を受講しています。

つまり、試験合格者に教わりながら学習したということ。
「餅は餅屋」、「馬は馬方」というたとえの通り、その道の専門家に正しい勉強法を教わるのが、合格への最短ルートだといえます。

【特徴３】合格実績に優れた通信講座を受講して対策した人

そして３つ目の特徴が「合格実績に優れた通信講座を受講して対策した人」

人間に与えられた時間はみな平等。
1日24時間をどのように過ごすかは、自由です。

しかし、公務員試験の日程は決まっています。
いつから、どれくらいの勉強期間を確保しても、試験は訪れます。

この「時間の使い方」の重要性を理解している人が、合格した人の特徴です。

逆をいえば、合格できない人の多くは時間の使い方が下手。
すべて独学でやろうと見栄を張り、無駄に時間を「浪費」する特徴があります。

一方、合格できる人は常に「投資」という観点を持っています。
「お金で時間を買う」という発想は、試験合格に限らず、成功者の共通項。

つまり、公務員試験において、有効な時間の使い方というのが「通信講座」
しかも単なる通信講座ではなく、合格実績に優れた通信講座を選ぶことで合格の確度は上がります。

【内定特典あり】公務員試験に2年で合格者7.56倍に増加させた受験対策

結局、どうすれば合格に近づくのか？
あなたが知りたいのは、合格する人の特徴よりも、行った受験対策ですよね？

実は、公務員試験に2年で合格者7.56倍に増加させた受験対策があります。

その対策というのが、オンラインに特化した話題の通信講座「アガルートアカデミー」

アガルートのカリキュラム受講者数は、2年で7.46倍。
公務員試験講座を受講して、合格者数は2年で7.56倍に急増する人気の通信講座です。

独学で試験合格を目指すのは遠回りです。

人生において、「時間的ロス」は取り返しのつかない損失。
公務員を目指すなら、早期に合格するに越したことはありません。

そんなアガルートの受験対策や学習メリットについて、ここではご紹介していきます！

【メリット１】合格実績に対するコスパの良さ

まず１つ目のメリットが「合格実績に対するコスパの良さ」

アガルートの合格者数は、2年で7.56倍に急増。
現役大学生だけでなく、社会人でも公務員試験に合格者を輩出する優れた通信講座です。

合格者の多くが、一発合格や短期合格者。
これほどまでに合格者が増える背景には、充実のフォロー制度が挙げられます。

特に人気を集めるのは「論文添削が充実している点」
実際、論文添削などフォロー制度の手厚さで受講を決断する人も多いほど。

他の通信講座で手厚くフォローする講座はなし。
なかには、受講料とは別に課金する必要がある通信講座もあるようです。

つまり、圧倒的な合格実績を誇る通信講座がアガルートだということ。

講師に直接質問することも無料かつ回数無制限で可能です。
公務員試験の合格を目指したい方には、最後の救世主ともいえそうです。

【メリット２】合格までのフォロー制度が充実

次に２つ目のメリットが「合格までのフォロー制度が充実」

アガルートでは、様々なフォロー制度が整っています。
具体的には、以下2つの受講生をサポートするフォロー制度を受け取れます。

※「教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム」の場合

さらに、苦手な人も多い「二次試験対策講座」も充実しています。

※「教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム」の場合

合格の最短ルートを実現するフォロー制度。
フォロー制度の詳細については、こちらから確認できます。

【メリット３】内定したら全額返金する制度あり

そして３つ目のメリットが「内定したら全額返金する制度あり」

アガルートの真骨頂ともいえる「内定特典」
公務員試験合格で受講料の全額返金を受けられる嬉しいメリットです。

さらに、その他にも割引制度やお得な特典が多数付いています。

さらにさらに、友人紹介制度もあり！
紹介者には現金2万円をキャッシュバックし、申込者には5％OFFで講座申込できるクーポンを発行。

内定特典・割引制度の詳細については、こちらから確認できます。

【Q＆A】厳しいと囁かれる公務員の中途採用試験に関するよくある質問

最後に厳しいと囁かれる公務員の中途採用試験に関するよくある質問をまとめます。

【質問１】民間から公務員に転職してよかったこととは？

公務員に転職するメリットは多いです。
主だったメリットを体験談からご紹介すると以下の通り。

とはいえ、民間企業に勤めるメリットもあります。
ですので個々人の価値観や、働くうえでの優先順位はそれぞれで異なります。

今後のキャリアプランを見定めたうえで、公務員転職を選ぶかは決めるのがよいでしょう。

【質問２】公務員経験者採用試験を受けてみての体験談を教えてほしい！

採用試験の難易度でいえば、問題も難しいです。
問題の出題範囲も広いため難しいですが、それ以上に厄介なのは「面接」

何のために公務員へ転職するのか？

目的が不明確では、確実に落とされます。
試験の出来が良くても、面接が悪いと簡単に落とされるため注意が必要です。

面接対策は必須ですが、どうすればいいかわからない。
就職活動以来で、面接に不安を覚える方は、入念な対策を講じることをおすすめします。

【質問３】国家公務員の中途採用試験も厳しい？

結論、国家公務員の中途採用試験も厳しいです。

まとめ：公務員の中途採用試験は厳しいかの結論と合格する人の特徴

公務員の中途採用試験は厳しいかの結論と合格する人の特徴をまとめてきました。

結論、公務員の中途採用試験は厳しいのが現実。
ですが、近年中途採用者数は増加傾向にあり、受験対策次第で合格可能性は高まります。

改めて、公務員の中途採用試験は厳しい理由をまとめると、

公務員試験合格の人生を叶えたい人向けの通信講座が「アガルートアカデミー」