中小企業診断士資格を取れば人生変わる６つの理由を合格者が解説【おすすめの試験対策も紹介】

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「中小企業診断士の資格を取ろうか迷っている人」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

「中小企業診断士 人生変わる」で検索してきたあなた。

中小企業診断士の評判は気になりますよね。
これから挑戦したい、合格を目指す資格であれば、なおさら気になります。

なぜなら、受験に向けてそれ相応の時間を費やさないといけないから。

本当に時間を費やすだけの価値が、中小企業診断士にはあるのかどうか？

中小企業診断士資格を取れば人生変わる理由とおすすめの試験対策を詳しく解説していきます。

中小企業診断士とは

中小企業診断士資格を取れば人生変わる理由に触れる前に。
はじめに中小企業診断士とは何か？基本情報をまとめます。

中小企業診断士試験の概要

まず中小企業診断士試験の概要についてです。

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家。
国家資格であり、士業の一つにも名を連ね、「中小企業支援法」第11条に基づき、経済産業大臣が登録する資格です。

中小企業診断士試験は、「第1次試験」と「第2次試験」で構成されます。
それぞれの概要について、第1次試験は択一式試験、第2次試験は筆記試験と口述試験となっています。

受験資格と試験科目の内容

次に受験資格と試験科目の内容についてです。

中小企業診断士試験に受験の制限はありません。
年齢、学歴、実務経験の有無に関して制限なく、誰でも受験できます。

第1次試験、第2次試験それぞれの試験科目の内容は以下の通りです。

（出典：中小企業診断協会「中小企業診断士試験」）

過去合格率の推移と試験日

そして過去合格率の推移と試験日についてです。

（出典：中小企業診断協会「中小企業診断士試験　申込者数・合格率等の推移」）

令和5年度の試験日（第1次試験・第2次試験）については、以下の通りとなっています。

試験内容	第1次試験
試験案内(申込書)配布・申込受付期間	令和5年4月27日(木)～5月31日(水)
試験日	令和5年8月5日(土)・6日(日)
合格発表日	令和5年9月5日(火）
実施地区	札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・四国・福岡・那覇の10地区

試験内容	第2次試験
試験案内(申込書)配布・申込受付期間	令和5年8月25日(金)～9月19日(火)
筆記試験日	令和5年10月29日（日）
口述試験を受験する資格を得た方の発表日	令和6年1月11日（木）
口述試験日	令和6年1月21日（日）
合格発表日	令和6年1月31日（水）
実施地区	札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7地区

中小企業診断士資格を取れば人生が変わる６つの理由

出典: 中小企業診断協会「中小企業診断士試験　申込者数・合格率等の推移」

中小企業診断士試験の受験者数は、年々増加傾向にあります。
（令和4年度試験では、過去最高の受験者数20,212人が受験）

さらに、中小企業診断士としての登録者数も増加。
平成19年に比べて、平成31年時点で約8,000人増の約27,000人が登録しています。
（出典：中小企業庁「中小企業診断士の現状について」、経産省「中小企業診断士」）

メリットがあるからこそ、数も増え続けるもの。
つまり、中小企業診断士は人生が変わるほどの将来性があることは言うまでもありません。

ではなぜ、受験者数が増えるほどのメリットがあるのか？
具体的な中小企業診断士資格を取れば人生が変わる６つの理由をご紹介します。

【理由１】年収が上がるから

まず１つ目の理由が「年収が上がるから」

中小企業診断士の平均年収は、厚労省調べで「780.9万円」

一方、日本の会社員の平均年収は国税庁調べで「443万円」
比較しても、中小企業診断士のほうが年収は300万円以上高いのがわかります。

さらに、中小企業診断士は独立開業にも向いてる資格です。
独立した中小企業診断士の年収（年間売上）も、アンケート調査から1,000万円超えは３割近くいるようです

また、資格を取得することで手当支給もあります。
中小企業診断士資格の相場は、月あたり1～3万円ほど。

実際に、有資格者には手当支給を実施する求人もあります。

つまり、中小企業診断士になれば年収は上がるということ。
年収が上がれば、選択肢も増え、人生を変えられるほどのインパクトをもたらします。

【理由２】転職やキャリアチェンジに役立つから

次に２つ目の理由が「転職やキャリアチェンジに役立つから」

中小企業診断士試験の合格率は約5％前後。
難易度が高い資格保持者であれば、社会的な評価も自然と上がります。

実際、合格者の声をみても転職には有利との回答が目立ちます。

ただし、業界や職種によりニーズは異なります。
言い換えれば、資格があっても転職に有利にはたらかない場合もあるということ。

中小企業診断士のニーズがある業界は「コンサルティング業界」
なぜなら、中小企業診断士は中小企業へのコンサルティング業務が主な仕事だから。

実際、日本企業の『99.7％』が中小企業で占めています。
（出典：中小企業庁「日本の中小企業」）

これら中小企業にコンサルティングを手掛ける業種に、中小企業診断士の資格もニーズがあるといえます。

つまり、中小企業診断士にニーズがあるということ。
ニーズのあるポジションに転職やキャリアチェンジすることで、人生は簡単に変わるといえます。

【理由３】出世や社内の評価アップに繋がるから

３つ目の理由が「出世や社内の評価アップに繋がるから」

前述の通り、難易度の高い資格を取れば評価は上がります。
社会的信用だけでなく、会社での出世や社内の評価にも繋がります。

実際、資料をみると中小企業診断士の取得を目指す業種に、毎年2,000人以上の金融機関勤務者が受験しています。

全体の受験者の1割近くが金融機関勤務者。
これほどまで特定の業種での受験者が多いのは、取得するメリットがあるからこその証拠。

つまり、中小企業診断士は社会的評価が上がる資格。
転職だけでなく、自社での活躍にも多いに役立つ資格だといえそうです。

【理由４】将来的にも長く働ける資格だから

４つ目の理由が「将来的にも長く働ける資格だから」

中小企業診断士試験に年齢制限はありません。
また、受験資格に学歴や実務経験などの制限もありません。

つまり、中小企業診断士は将来的にも長く働けるメリットがあります。

実際、調査結果から中小企業診断士として働いている年齢層をみると、60代が『25.6％』、70代以上で『11.8％』

年齢を重ねても、活躍する年齢層は多いのがわかります。
さらに、体験談でも定年退職と同時に中小企業診断士として独立した60歳の方もいるようです。

他の体験談にも「人生100年時代」を見据えて、セカンドキャリアを構築。
コンサルティング会社を開業、セカンドキャリアの第一歩として中小企業診断士を目指す人も多いです。

従って、中小企業診断士は将来性ありの資格。
現役時代だけでなく、セカンドキャリアとしても人生を変えられる手段の一つだといえます。

【理由５】本業だけでなく副業にも活かせるから

５つ目の理由が「本業だけでなく副業にも活かせるから」

中小企業診断士の資格は、副業にも活かせます。
実際、中小企業診断士と経営に悩む経営者をマッチングするサービスがあるほど。

報酬額は、アンケート結果から経営指導で平均97,000円。
他にも、中小企業診断士として活躍できる副業として、以下の仕事があります。

副業でのメリットは報酬だけではありません。
副業で得られるスキルや経験も、今後の人生に役立ちます。

ただし、副業を行う場合は、会社に許可を取ってから行いましょう。
副業には事前申請が必要な会社もあるため、注意が必要です。

【理由６】取得後に人脈を広げることができるから

そして６つ目の理由が「取得後に人脈を広げることができるから」

中小企業診断士の仕事の特徴の一つに、他者との連携があります。
コンサル業務が中心になるため、必ずクライアントおよび関係者と相互に連携し業務を進めることになります。

実際、現役診断士も活躍の場は多いと説きます。

つまり、中小企業診断士は人脈を広げやすいということ。
人脈が広がれば、ビジネスチャンスや今後のキャリアも広がるメリットがあります。

とはいえ誰でも中小企業診断士になって人生変わるとは限らない

ここまで、中小企業診断士資格を取れば人生が変わる理由を解説してきました。

結論、取得することで人生は変わります。
特定の業種だけでなく、全体の受験者数も増えているのが何よりの証拠。

とはいえ誰でも中小企業診断士になって人生変わるとは限らない事実もあります。

いったいどういうことなのか？
具体的な中小企業診断士の原因について解説していきます。

【原因１】独占業務がない

まず１つ目の原因が「独占業務がない」

中小企業診断士に「独占業務」がありません。
独占業務とは、資格を取得している者だけが携われる業務のこと。

他士業には独占業務がある「業務独占資格」に分類されています。

独占業務がなければ、将来性にも不安視されます。
実際、独占業務がないことで残念がる人も少なくないようです。

【原因２】収入には個々で差がある

次に２つ目の原因が「収入には個々で差がある」

中小企業診断士の平均年収は700万円超え。
独立した中小企業診断士の年収（売上）も1,000万円を超える割合は３割以上です。

ただしかし、300万円にも届かない中小企業診断士がいるのも事実。
実際、同調査結果をみても、売上が300万円以内の割合は『14.3％』となっています。

経験者の口コミをみても、「売れっ子診断士とそうでない診断士に大きく差がつく資格」と説明されるほどです。

つまり、資格で人生変えられるかは本人次第。
本人の実力次第にも大きい影響するため、誰もが人生変わるほど甘くはないということです。

【原因３】難易度の割に資格の知名度は低い

そして３つ目の原因が「難易度の割に資格の知名度は低い」

他士業と比較しても求人数は少ないです。
実際に、士業の求人数をリクナビNEXTで調べると以下の通りとなっています。
※

※2023年7月調査時点の情報

求人が少なければ、知名度は高くはない資格だといえます。

中小企業診断士は転職に有利な資格です
しかし、すべての業界でニーズがあるとは限らないといえます。

人生変わるほど中小企業診断士の資格取得に向いてる人の特徴３選

現役診断士の体験談にもある通り、資格とっても人生変わるとは限らない。
資格取得後に「どう活かすのか？」によって、人生の影響度合いも変わってきます。

つまり、中小企業診断士の資格取得に向いてる人・向いてない人がいるということ。

ではどんな人が中小企業診断士の資格取得には向いているのか？
具体的な人生変わるほど中小企業診断士の資格取得に向いてる人の特徴３選をまとめます。

【特徴１】キャリアアップを目指したい人

まず１つ目の特徴が「キャリアアップを目指したい人」

中小企業診断士は年収が高い。
資格手当もあり、副業としての活動の幅も広いです。

つまり、今よりキャリアアップを目指したい人に、最適な資格だといえます。

【特徴２】経済や経営に深く関心がある人

次に２つ目の特徴が「経済や経営に深く関心がある人」

中小企業診断士の本職はコンサルティング。
企業の課題を明確にし、解決するお手伝いをする仕事です。

これら経済や経営に深く関心がある人は、資格取得に向いています。

【特徴３】資格を取得する目的が明確な人

そして３つ目の特徴が「資格を取得する目的が明確な人」

大前提として、資格を取らなければ中小企業診断士のメリットは享受できません。

ですが、中小企業診断士試験の出題範囲は多岐にわたります。
さらに、各科目の出題傾向は毎年変動する可能性もあり難易度も非常に高いです。

合格に必要な勉強時間も「約1,000時間」と言われるほど。

膨大な時間を投資してまで、何を得たいのか？
資格を取得した先の「目的」を明確にしておく必要があります。

このような曖昧な理由では中小企業診断士試験は受からない、ということです。

中小企業診断士試験に合格する最適な試験対策とおすすめの学習法

中小企業診断士資格が取れれば、人生が変わるのは事実。
ただしかし、資格が取れなければ、人生を変えることも不可能です。

中小企業診断士になるには、まず試験に合格する必要があります。

では合格に向けた最適な対策は何か？
それは、「合格実績のある通信講座・予備校を利用すること」です。

独学で試験合格を目指すのは遠回りです。
難関資格であればあるほど、時間的ロスは非常に目立ちます。

合格を目指すなら、早期に合格するに越したことはありません。
そのための中小企業診断士試験に合格する最適な試験対策とおすすめの学習法を３つご紹介します。

中小企業診断士試験対策の通信講座比較表

まず中小企業診断士試験対策の通信講座比較表は以下の通りです。

※2023年7月調査時点の情報

【おすすめ１】合格実績と充実した特典で選ぶなら「アガルート」

合格実績と充実した特典で選ぶなら「アガルート」

アガルートの合格率は令和4年度実績で『72.22％』
全国平均の合格率と比較して『2.5倍』もの合格実績を有します。

一方、競合にあたるフォーサイトは『60％』
スタディングに至っては合格率の公表すらありません。

つまり、圧倒的な合格実績を誇る通信講座がアガルートだということ。

さらにアガルートには「合格特典」なる独自制度が設けられています。

なんと、合格したら受講料を全額返金してしまうという特典！
「合格したら全額返金」という業界に風穴を開ける驚異の特典を付けています。

実際、本特典を目当てに受講を決断する人はとにかく多いです。

講師に直接質問することも無料かつ回数無制限で可能です。
中小企業診断士試験の合格を目指したい方には、最後の救世主ともいえそうです。

【おすすめ２】教育訓練給付制度を活用するなら「フォーサイト」

教育訓練給付制度を活用するなら「フォーサイト」

「教育訓練給付制度」とは、一定の給付条件を満たした方に給付率に応じて費用の一部が支給される制度のこと。

フォーサイトが教育訓練給付制度対象講座の対象。
当てはまる方、受講費用を少しでも抑えたい方におすすめです。

【おすすめ３】スマホ特化の通信講座を選ぶなら「スタディング」

スマホ特化の通信講座を選ぶなら「スタディング」

スマホ学習に特化した通信講座がスタディング。
重たいテキストを持ち歩きたくない方におすすめです。

まとめ：中小企業診断士資格を取れば人生変わる理由とおすすめ試験対策

中小企業診断士資格を取れば人生変わる理由とおすすめ試験対策をまとめてきました。

改めて、中小企業診断士資格を取れば人生変わる理由をまとめると、

中小企業診断士試験に合格して人生を変えたい方向けの通信講座が「アガルートアカデミー」